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Press release
Technology|Point of Sales Tracking|Trends and Forecasting|Japan|Japanese

「GfK調べ:2016年第2四半期 スマートフォンのグローバル販売動向」

19.08.2016

【概要】
・新興国が引き続き市場成長をけん引。中国では地方都市の成長が顕著
・中・高価格帯の販売伸長により、2016年通年のスマートフォン販売金額見込みは4260億USドルへ上方修正
・イギリスのEU離脱決定に伴う影響は直ちには見られず

2016年第2四半期(4-6月)におけるグローバルのスマートフォン販売台数は前年比7%増の3億3000万台、販売金額は同6%増の1000億USドルとなった。 
これに伴い、2016年通年の販売金額は、前四半期に発表した4007億UDドルを上回り、前年比5%増の4260億USドルになると見込む。これは、100USドル未満の低価格帯に代わり、中・高価格モデルが伸長しているためである。

GfKのトレンド&フォーキャスティングのダイレクターであるケビン ウォルシュは次のように述べている。「第2四半期の台数ベースでの拡大は、中国、アジア、アフリカなどの新興国の成長に支えられた。私たちは主要都市における販売やグローバルメーカーの出荷だけでなく、需要をけん引している地方都市の消費者に目を向ける必要がある。特に中国ではこの傾向が顕著であり、ローカルベンダーが最も恩恵を受けているのも当然の状況といえる。」

北米: 買い替えが年後半へ後ろ倒しされ、数量前年比6%減に
北米における2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比6%減の4200万台となった。フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行及び、3Gから4Gへの移行はほぼ完了しており、大幅な成長期は過ぎている。今期はファミリープランなどキャリアによる契約者の囲い込み施策によって解約率の低下がみられた。

北米市場の成長は主要製品の発売が見込まれる第4四半期まで待つ必要がありそうだ。これらの製品の発売を待っていた消費者はすでに買い替えの意思を固めているとみられ、2015年と比較しても今回の新製品発売は市場により大きなインパクトを与えるであろう。

西ヨーロッパ:イギリスのEU離脱決定による影響は見られず、数量前年比1%減
西ヨーロッパにおける2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比1%減の3000万台となった。最も大きく縮小したのはスペインで同11%減となった。国内の主要オペレーター3社が年間料金を平均で30ユーロ値上げしたことが影響した。イギリスは同2%減と、6月の国民投票で決定したEU離脱の影響は直ちに見られなかった。この2カ国における販売縮小が、フランス(同3%増)、ドイツ(同1%増)の伸長を相殺した形となった。

画面サイズ5インチ以上のモデルは数量構成比で前年同期の38%から60%と大きく拡大した。これに伴い、500USドル以上の高価格帯は数量前年比12%増となり、構成比では前年同期の31%から35%へ拡大した。
西ヨーロッパにおける2016年通年のスマートフォン販売台数は同1%減の1億3400万台を見込む。

中央・東ヨーロッパ: ロシア、ウクライナの回復によりプラス成長に
中央・東ヨーロッパにおける2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比12%増の1700万台となった。この成長をけん引したロシアは同12%増と5四半期連続のマイナス成長から回復した。ウクライナは、6四半期連続のマイナス成長であったが、蓄積された需要が爆発し同35%増と急伸した。
中央・東ヨーロッパにおける2016年通年のスマートフォン販売台数は同8%増の7700万台を見込む。

中南米:ブラジルの販売減によりマイナス成長
中南米における2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比8%減の2300万台となった。ブラジルが同20%減となったことが大きく影響した。一方、アルゼンチンでは前年12月の規制緩和により需要が拡大しており、同58%増となった。
中南米における2016年通年のスマートフォン販売は同11%減の9400万台を見込む。

中東&アフリカ:サウジアラビアのマクロ経済低迷により成長が鈍化
中東・アフリカにおける2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比5%増の4100万台と伸び率がやや鈍化した。サウジアラビアはマクロ経済の低迷により同24%減となった。この一方でエジプトは同19%増、南アフリカは同15%増となり、サウジアラビアのマイナス成長を補った。
中東&アフリカにおける2016年通年のスマートフォン販売台数は同9%増の1億7600万台を見込む。

中国: 地方都市が市場をけん引し、過去2年で伸び幅が最大に
中国における2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比24%増の1億1000万台となった。この成長率は、第1四半期を上回り、この2年間で一番高かった。中国のこの力強いプラス成長の主要因は年初から続く携帯電話会社の補助増加で、これが小都市における4Gへの移行を進展させている。ローカルブランドは主要都市以外の地域で利益を得ており、中国のスマートフォン市場におけるシェアを前年同期の74%から81%へ拡大した。

大画面へのシフトが続いており、5インチ以上の数量構成比は前年同期の63%から83%へ拡大した。中国におけるスマートフォン販売は2016年下半期では伸長が緩やかになるとみられ、通年では前年比14%増の4億3900万台を見込む。

APAC先進国*:オーストラリアの販売減で、数量前年比は1%減
APAC先進国における2016年第2四半期のスマートフォン販売は前年比1%減の1700万台となった。オーストラリアは同9%減となった一方、日本は同2%増と拡大した。
APAC先進国における2016年通年の販売台数は同1%減の7200万台を見込む。

APAC新興国*: フィリピン、ベトナムの販売拡大により数量前年比は4%増
APAC新興国における2016年第2四半期のスマートフォン販売台数は前年比4%増の5100万台となった。フィリピンが同37%増、ベトナムが同11%増と市場の成長を支えた。インドネシアは同0.3%減と僅かに前年実績を下回った。
APAC新興国における2016年通年の販売台数は同5%増の2億1300万台を見込む。

GfKのテレコム部門のダイレクターであるアーント ポリフケは次のように述べている。「2016年第2四半期のスマートフォン市場は拡大が続いた。市場にとって逆風となる要因が多数ある中で、底堅い需要がみられた。下半期には新製品の発売が予定されており、需要の拡大が見込める。また、今後10年で5Gへの移行が見込まれるが、長寿命バッテリーや湾曲ディスプレイをはじめとするテクノロジーの進化が市場成長を支えるであろう。」

 

--注記 --
※. 本リリースではメーカー出荷ではなく、消費者の最終需要を予測しています。市場規模は90カ国以上で毎週更新される販売実績(POSデータ)の積み上げによって作成されています。なお、アメリカについては、独自の市場モデリング及び消費者調査を基に推計を行っています。 また、販売金額は補助金を除く小売り販売額です。データは四半期毎に更新され、次回のリリースは2016年8月を予定。データの精度を保持するため、パネルの構成に変更が生じた場合は過去に公表した数値を修正する場合があります。

※ リリース内におけるAPAC先進国・新興国には以下の国が含まれます。
APAC先進国:オーストラリア、香港、日本、ニュージーランド、シンガポール、韓国、台湾
APAC新興国:インド、インドネシア、カンボジア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム

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