22.02.2017

「GfK ジャパン、LeapMindとマーケティングリサーチ事業の業務提携に向けて合意」

画像解析レポートサービスを共同提供

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃、以下GfK ジャパン)とLeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:松田 総一、以下LeapMind)はこの度、マーケティングリサーチ事業についての業務提携に向けて基本合意書を締結しました。これを受け、両社は画像解析レポートサービスを共同して、開発、提供してまいります。 
 GfK ジャパンが蓄積する消費者インサイトおよびマーケティングソリューションと、LeapMindが有する最先端の画像解析技術を掛け合わせることで、クライアントの課題に沿った最適なサービスを開発し、提供してまいります。
 現在SNSの普及にともない、消費者から日々発信される画像を含む情報は急激に増加しています。こうした情報の分析はマーケティングリサーチにおいて非常に重要な要素ですが、従来の人手に頼った解析には量や時間的な制限があります。ディープラーニング技術を使用した解析のオートメーション化と、顧客ニーズに合わせたソリューションの最適化により、リソースを抑えて効率的に消費者の行動や関心を把握することができるようになります。

■両社の取り組み
 GfK ジャパン:消費者が「いつ」、「どこで」、「何を」、「いくらで」購入しているかという購買実績の調査と、「なぜ」、「どのように」購入にいたるかという消費者の体験や購買背景の調査により、購買行動の全容を明らかにしています。これにより、ビジネスの意思決定に役立つ多様なマーケティングインサイトおよびソリューションを提供しています。

 LeapMind:Instagramに代表されるSNS上に投稿された写真をディープラーニング※技術で解析し、消費ユーザーに対しトレンド分析やシーン分析を行う新しいマーケティング支援サービスを提供しています。本サービスで、従来のテキストマイニングだけでは限界があった今まで可視化できなかった潜在的なデータも収集することができるようになります。

■GfKについて
 GfKはクライアントがより良い意思決定を下せるよう、市場や消費者に関する信頼できる情報を提供しています。13,000名超の情熱を持ったマーケットエキスパートとデータサイエンス分野における長年の実績をもとに、GfKは価値あるグローバルインサイトと100カ国以上のローカルマーケットインテリジェンスを提供します。GfKは革新的なテクノロジーとデータサイエンスを活用してビックデータをスマートデータに変えます。そして、クライアントが競争力を高め、消費者の体験や選択を豊かにできるよう支援します。

ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
所在地:東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン15F
代表者:代表取締役社長 藤林 義晃
設立年:1979年

■LeapMindについて
 LeapMindはディープラーニング技術を「コンパクトに、シンプルに」することで誰でも簡単に使えるプラットフォームを作り、複雑で煩雑な技術を実社会に還元させ、世の中を一歩先に進めます。計算やネットワークの圧縮/最適化など小さいコンピューティング環境でも稼働する技術を保有し、硬貨サイズのCPU環境でもディープラーニング環境を動かすほどコンパクト化することでIoTやロボットへの技術適用を可能にし「すべてがつながる世界」を実現します。

LeapMind株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-15-3 土屋ビル3F
代表者:代表取締役社長 松田 総一
設立年:2012年
企業サイト:http://leapmind.io

 

※「ディープラーニング」とは
 ディープラーニングは機械学習アルゴリズムの1つで、人間の脳を模した構造をもつニューラルネットワークを多層に重ねた構造をもちます。 ディープラーニングの大きな特徴は、多段に重ねることによって抽象的なデータの表現を獲得することができる点で、 真の人工知能への第一歩であると考えられております。

  

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